
「ミスター LMC」というタイトルは、そのシーズンを代表するプレイヤーのためにあるタイトルである。今シーズンの LMC を語るに当たって避けて通れない男が、シーズン最終戦の Championship を待たずに、二代目ミスター LMC の座についた。
二代目の座についたのは、田部 敬太(千葉)。
2009 シーズンが始まった昨年秋から年末にかけて勝ちまくり、そうそうにポイントレースの最上位に躍り出た。年明けからやや勢いを落としたものの、春先には誰よりも早く Bye 3 を確定。そのままスタンディングの最上位をゆずることなく、9 月末には 2 位の三原槙仁(千葉)と 16 点差をつけるまでに。予選最終戦が終わった時点で三原とは22点差となり、本戦を待たずにポールトゥウイン、となったのである。
田部の今シーズンの活動を数字で振り返ってみると、LMC ポイント 58 点( 1 位)、LMC 参加 43 回( 1 位)、プレイオフ進出 25 回( 1 位)、優勝 4 回(同率 1 位)、準優勝 7 回( 1 位)、トップ 4・3 回(同率 11 位)、トップ 8・11 回( 1 位)、なんと 7 冠。いかに田部が LMC に参加し続け、成績を残していたかを表すデータである。
田部 「去年まではほとんど参加してなかったんですけど。ポイントレースの存在が、LMC に参加し続けるモチベーションになってましたね。気がつけば友だちも増えたし、常連になってたし(笑) 結果はあとからついてきた感じで」
シーズンを振り返ってみて、いちばんの動機が「ポイントレース」の存在であったと田部は言う。目標をいくつも設定できるし、仲間同士で盛り上がることができる。田部にとって、ポイントレースはそんなツールであった。
田部 「2 位があの三原さんじゃないですか。10 点くらいのポイント差じゃ勝ってる気がしなくて。三原さんが(プロツアーやグランプリで)不在の間にどれだけ引き離せるか、って必死になってましたね」
田部を筆頭に地元では有名だけど、全国的には無名なプレイヤーにとって、三原や三田村 和弥(千葉)のような「トッププロ」の存在は、目に見えて分かりやすい目標であった。トッププロを抑えてポイントレースでは自分が上にいて、追いかけてくるというのは、いいプレッシャーであったという。しかも、目標とするプレイヤーと気軽に遊べる、自分にとってのホーム。
田部 「やっぱり、LMC は楽しいんですよね。だから、ハマっちゃって。気がついたらこんなにポイント獲ってました」

笑顔でタイトルを獲った感想を締めくくってくれた二代目ミスター LMC へは、記念品として拡張アートの《水蓮のコブラ》が贈られた。
おめでとう、2009 年度ミスター LMC 田部 敬太!
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]]>シングルエリミネーション開始前に、増野に自信のほどを聞いてみた。
増野 「いやー、一没っしょ。勝てるわけねーよ(笑)」
第二世代ヒール代表の門田 真一(千葉)を片手でひねった増野は、気が付けば決勝の椅子に座っている。さすがは幻術士、巧みに己の実力を隠す。
使用するデッキは「ブン周りしか見えない」がタイトルのバント。
対する山下は、ジャンドタッチ白を選択。
普段は PWC に参加している山下だが、LMC に来たときは高確率で Top 8 に進出していると、筆者は記憶している。増野には幻術があるかもしれないが、山下には確たる実力がある。
泣いても笑っても最後のマッチアップ。どちらが泣き、どちらが笑うのか。

両者マリガン無し。
増野は《貴族の教主》から《ロウクスの戦修道士》の必勝パターン。山下の《終止》で処理されるが、《ロウクスの戦修道士》おかわりが増野の場に出る。
山下は《血編み髪のエルフ》で《稲妻》をプレイ、《貴族の教主》を消しに行くが、増野は自分の《貴族の教主》に《流刑への道》を打ちマナを加速させる。続けてプレイされた《チャンドラ・ナラー》は《否認》と、除去の連打を交わす増野。しかも、山下がフルタップした隙を突いて《数多のラフィーク》をプレイし、ダメージレースを大有利にする。
6 マナに到達した山下は《徴兵されたワーム》をプレイ、続唱から《荒廃稲妻》をプレイ。5/5 のファッティで場を止めると共に、増野の手札を 0 にすることでこれ以上の抵抗を封じる。
一度は増野に傾いた流れを自分に引き込み始める。
と、思わせるのが増野の幻術。
トップからピンポイントの回答である《不屈の随員》を引き込んで《極楽鳥》で 2 点パンチを始める。
これをどうする事もできない山下、《不屈の随員》でがっちり守られた可愛い鳥さんを睨みつつ、カードを片付けた。
増野 1 - 0 山下
土地 4 枚、《不屈の随員》《数多のラフィーク》《否認》のゆっくり手札をキープした増野、大丈夫なのだろうか?
反対に山下の動きは実に素早い。まずは《芽吹くトリナクス》、続くターンに《血編み髪のエルフ》から《大渦の脈動》で増野の《不屈の随員》を除去。
《マラキールの血魔女》まで展開してひたすらアタック、完膚なきまでに増野を叩き潰した。
増野 1 - 1 山下

土地 5、《ロウクスの戦修道士》《遍歴の騎士、エルズペス》という手札をマリガンした増野。同時に土地が 2 枚しかない手札をマリガンした山下。
両者マリガン後の手札はまずまずと言ったところ。
増野は Game 1 と同じように《貴族の教主》からスタート。1 点のダメージを与えたあと、2 枚目の《貴族の教主》を場に出すという、ギャラリーに笑いを提供してくれるプレイ。
ギャラリーには笑いを提供した増野だったが、山下に提供したのは「悪斬」の文字。
3 ターン目、増野の場に舞い降りる《悪斬の天使》。
ジャンドというデッキの特性上、本来ならすぐに退場するこの天使だが、マリガンが利いているのか除去が無い山下。《芽吹くトリナクス》をプレイするに留まり、賛美された《悪斬の天使》に 2 度の攻撃を許してしまう。
もう後が無い山下の後ろに、ギャラリーが付く。声には出さないが、視線が山下の勝利を願っている。
そのギャラリーから力をもらったか《大渦の脈動》をトップデック。山下の顔に希望が挿す。
しかし、山下は第一関門を突破したに過ぎない。
増野は 4 マナを立てており、Game 1 では《否認》を見ている。もし増野が《否認》を持っていれば、残された選択肢は投了か敗北しかない。どちらも許容しがたい選択肢である。
それに気が付いた山下だったが、他にできることは無い。祈るように、増野の顔を見ないように《大渦の脈動》を打ち込む山下。
増野は残念そうに《悪斬の天使》を墓地に置く。
まだいける、気を持ち直した山下。
最速で《悪斬の天使》を出した増野だったが、その分手札を消耗しており、しかも今の一件でカウンターが無いことが分かった。戦いはこれからだ。誰もがそう思っただろう。
それが、それこそが、増野の幻術の真骨頂。
垂直落下してくる《悪斬の天使》。
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瞳孔が開いているのではないかと思うほどの表情をした山下は、2 度目のトップデッキが叶わなかったことを知ると投了の意思を伝えた。
増野の手札には、さらなる《悪斬の天使》が控えていたことなど、知るよしもなかったのだった。
増野 2 - 1 山下
優勝おめでとう! 増野 良輔!!
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]]>ぎりぎりのところで権利をゲットした十文字、Bye こそないものの、最近の戦績は振るっているらしく、今回のマッチアップにも自信を見せている。
対する柳田、前回の LMCC では 2 Bye を所持していたのだが、仕事の都合とフットサルのしすぎで Bye 無しでの参加となった。デッキは普通のジャンドタッチ白なのだが、サイドボードにスパイスが隠されているらしいのでその点に是非とも注目したいところである。
さて、記念すべき第 1 回戦のゲーム内容を見ていこう。

先攻の柳田、土地のないすばらしいハンドをマリガン。十文字のデッキカットのうまさを賞賛する。マリガン後の手札は渋々ながらキープ。
序盤はタップインを展開し、マナベースを整える両者。
先に動いたのは十文字、4 ターン目まで全く動かない柳田にディスカードで《エスパーの魔除け》を打ち込み、《瀝青破》と土地を捨てさせ、さらに自身のターンで《復讐のアジャニ》で柳田の土地を縛る。
柳田はこれを《大渦の脈動》で退け、次のターンには《若き群れのドラゴン》を繰り出して十文字のライフを削る。
いったんは攻撃を通した十文字だったが、《若き群れのドラゴン》を《審判の日》で、《荒廃稲妻》を《否認》でそれぞれ退けた後キッカー込みで《失われた真実のスフィンクス》をプレイ。何もできない柳田のライフを着実に削っていく。
完全にマウントを取った十文字、《残酷な根本原理》《悪斬の天使》と連打し、幸先良く 1 本目を手にした。
十文字 1 - 0 柳田
柳田が 3 ターン目にキャストした《精神腐敗》が十文字に襲いかかる。スタンダードであまり見ることのないカードであるため、ギャラリーから驚きの声が漏れる。
さらに 4 ターン目には《荒廃稲妻》を突き刺し、十文字の手札を大きく削り、満を持して《マラキールの血魔女》を送り出す柳田。これは《二重否定》で打ち消されてしまうが、次のターンで《大貂皮鹿》を場に出しクロックを作りだす。
《エスパーの魔除け》で手札を整える十文字、柳田の《復讐のアジャニ》を《否認》し《否定の壁》を繰り出すなどしてとにかく耐える。
壁を乗り越えたい柳田、《徴兵されたワーム》をプレイ、《マラキールの血魔女》をめくり一気に打点を増やす。《大貂皮鹿》こそ《流刑への道》で処理した十文字だったが、手札破壊を連打された十文字には《若き群れのドラゴン》への解答がなかった。
十文字 1 - 1 柳田

苦い顔をしつつキープを宣言した十文字に対し、即答でキープした柳田。この重要な 3 本目において、初手に対するレスポンスの違いがどのように現れるか。
Game 2 の再現のように連打される柳田の手札破壊を、今度は両方ともカウンターしてみせる十文字。
続唱も含めて都合 4 度の手札破壊を退けた十文字だったが、流石にカウンターが切れたか《マラキールの血魔女》を場に出してしまい、さらに柳田の《血編み髪のエルフ》が《大貂皮鹿》をめくる。
《血編み髪のエルフ》こそ《二重否定》してみせた十文字だったが、《失われた真実のスフィンクス》でドローしても土地を引かないことに憤懣やるかたない様子である。
これぞチャンスと柳田は《大渦の脈動》で《失われた真実のスフィンクス》を除去、一気に攻め込む。
キッカー込みの《噴出の稲妻》で《マラキールの血魔女》を除去する十文字だったが、2 枚目の《マラキールの血魔女》を出された上白が 2 マナでなかった十文字、ここで敗北を認めた。
十文字 1 - 2 柳田
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]]>最新セット「ゼンディカー」が発売されてから一ヶ月足らず。
Game Day という大型の構築イベントを前にスタンダードで開催されたこの LMC Championship。果たして「ジャンド一強」という評価は本当なのか? まだ見ぬローグデックは存在しないのか? 多くの人が注目しているであろう、このイベント。
まだ、ラウンド4終了時点と、デッキの強さ自体の評価は定まっていない状態ではあるが、まずは、会場のデック分布をお届けしよう。
| ジャンド系 | 25 | 純正ジャンド | 11 |
| タッチ白 | 12 | ||
| 5色 | 1 | ||
| 続唱無し | 1 | ||
| 白系ビート | 15 | 白単 | 5 |
| 白緑 | 2 | ||
| 白青 | 2 | ||
| バント | 2 | ||
| エスパー | 2 | ||
| 黒バント | 1 | ||
| 白緑黒 | 1 | ||
| 青系コントロール | 11 | エスパー | 5 |
| トースト | 4 | ||
| 青白赤 | 1 | ||
| 青赤 | 1 | ||
| 赤系ビート | 11 | 赤白上陸 | 5 |
| 赤白 | 3 | ||
| 赤単上陸 | 2 | ||
| 赤単 | 1 | ||
| 吸血鬼 | 5 | 黒単 | 4 |
| 赤黒 | 1 | ||
| その他 | 6 | 赤緑エルフ | 1 |
| 青白LO | 1 | ||
| 《歪んだ世界》 | 1 | ||
| 《変身》 | 1 | ||
| 《時の篩》 | 1 | ||
| 《紅蓮術士の昇天》 | 1 |
会場の約 1/3 がジャンド系デックと、前評判に違わない分布となったが、しかし各アーキタイプを見ていくと、なかなか興味深い要素も潤沢にある。
ここでは簡単に各アーキタイプについての分析も行ってみよう。
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まずは、現スタンダード環境の大本命とも言えるジャンド系デック。
思えば、アラーラブロック限定構築で行われたプロツアー・ホノルルのメタゲームも、完全にジャンド一強という状況だった。環境初期のメタゲームがブロック構築の練り直しから始まることを鑑みれば、この結果も十分に納得のいくものだろう。
このジャンド系のアーキタイプの強さを支えているのは、続唱というカードの枚数とマナによるテンポ、両方のアドバンテージを獲得できる狂ったメカニズムである。特に、《血編み髪のエルフ》は続唱を否定したひとつの例外を除いてすべてのデックに採用されている。
ジャンドにどうやって勝つか、がこの環境のひとつのキーワードであることは間違いがない。
実際に、約半分のジャンド系デックは、同型対策として《復讐のアジャニ》と《流刑への道》を投入したタッチ白のジャンドを選択しており、極端な例では後述する環境のもうひとつのキーカード、《悪斬の天使》をも投入したバージョンも存在している。
| Tomii Tsubasa / LMC Championships 2009 | |
|---|---|
4 芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax 3 国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger 4 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf 3 悪斬の天使/Baneslayer Angel 3 徴兵されたワーム/Enlisted Wurm |
1 大渦の脈動/Maelstrom Pulse 2 マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch 3 天界の粛清/Celestial Purge 3 大貂皮鹿/Great Sable Stag 3 強迫/Duress 3 マグマのしぶき/Magma Spray |
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そちらがプロツアー・ホノルルなら、こちらはプロツアー・オースティンだとばかりに二番手に位置したのが、主に《悪斬の天使》をフィーチャーした白系のビートダウンデッキである。もちろん、このカテゴリーのすべてのデックに《悪斬の天使》が入っているわけでは無いことは留意いただきたい。
ブライアン・キブラーの優勝によって、その実力がエクテンレベルであることが証明された《悪斬の天使》。ちょうど、プロツアー・オースティンの LCQ 突破デックに《悪斬の天使》と《茨異種》を使用した白緑ビートダウンがあったことも手伝って、今回、対ジャンドの急先鋒として注目されることとなった。
《悪斬の天使》が、ちょうど《瀝青破》で倒されないサイズであることも手伝い、他にも対処しなければいけない=単体除去を使わせるカードと組み合わせる戦略は、今なお健在といったところか。
| Sugaya Hironobu / LMC Championships 2009 | |
|---|---|
4 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid 4 白騎士/White Knight 4 守護熾天使/Guardian Seraph 4 エメリアの天使/Emeria Angel 3 悪斬の天使/Baneslayer Angel |
2 軍部政変/Martial Coup 3 審判の日/Day of Judgment 3 コーの奉納者/Kor Sanctifiers 2 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant 4 天界の粛清/Celestial Purge 1 エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria |
|
続く位置にいるのが、この青系のコントロールである。
このカテゴリーには、赤青のカウンターバーンから、5 色のいわゆるクイッケン・トースト風デックまでざっくばらんにまとめてあるが、ほぼすべてに共通するカードがある。
ひとつが、続唱カードをまとめてカウンターすることが可能な《二重否定》。もうひとつが、ゼンディカーで追加された強力なフィニッシャーである《ジュワー島のスフィンクス》である。
《二重否定》はマナコストこそ決して軽くないものの、ジャンド系の強さの源であり、また、デッキを強引に動かす潤滑油でもある続唱カードを機能不全とする。《ジュワー島のスフィンクス》は、6 マナにして、被覆という除去耐性と 5/5 飛行という強力なクロックを併せ持ったパーフェクト・フィニッシャーである。特に、ジャンド系のデックは除去を単体除去に頼っているので、《ジュワー島のスフィンクス》を除去できるカードが事実上存在しないと言っていい。
単体除去によって、ジャンドが《悪斬の天使》に強く、《ジュワー島のスフィンクス》に弱い。環境の三角形を構築する時に、この要素は非常に重要かもしれない。
| Kawaguchi Takahiro / LMC Championships 2009 | |
|---|---|
4 否定の壁/Wall of Denial 4 ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle |
3 天界の粛清/Celestial Purge 3 瞬間凍結/Flashfreeze 3 光輝王の昇天/Luminarch Ascension 1 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren 1 審判の日/Day of Judgment 1 悪斬の天使/Baneslayer Angel 1 復讐のアジャニ/Ajani Vengeant 2 妨げる光/Hindering Light |
|
現環境でのビートダウンとしてもっともメジャーなのは黒単吸血鬼デックだと思われるが、今大会ではタッチ赤のタイプも含めて 5 人と使用人数はふるわなかった。
代わって、多くのプレイヤーからの支持を集めたのが、上陸系を含む赤ビートである。白系のビートダウンがカードパワーの高さでゴリ押すのに対して、こちらは単純なスピードを追求したタイプ、ととらえることができるだろう。
《ステップのオオヤマネコ》《板金鎧の土百足》といった上陸クリーチャーは、各種フェッチランドと組み合わせる事で、圧倒的なダメージを序盤に稼ぐ事が可能であるし、また、デックの構成によっては白系のユーティリティをうまく取り入れることができる。
サンプルとして掲載している田部のデックにも採用されているギミックだが、フェッチを温存しておくことによって、息切れ後に、《イーオスのレインジャー》トップデックからの《ステップのオオヤマネコ》《ゴブリンの奇襲隊》サーチによるサドンデスを狙うこともできるため、スピード重視にしてはギミックの多いデックであるといえるだろう。
| Tabe Keita / LMC Championships 2009 | |
|---|---|
4 ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx 4 ゴブリンの先達/Goblin Guide 2 先兵の精鋭/Elite Vanguard 2 ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker 4 板金鎧の土百足/Plated Geopede 3 コーの空漁師/Kor Skyfisher 3 コーの鉤の達人/Kor Hookmaster 3 イーオスのレインジャー/Ranger of Eos |
4 天界の粛清/Celestial Purge 3 悪斬の天使/Baneslayer Angel 3 地震/Earthquake 3 光輝王の昇天/Luminarch Ascension 2 崇敬の壁/Wall of Reverence |
さて、これらの分類に入らないアーキタイプについても少し触れておこう。
今回、特に注目したいのは、《歪んだ世界》デックと《面晶体のカニ》を利用したライブラリーアウトデックである。
|
|
まずは、《歪んだ世界》。
その良くも悪くも圧倒的な効果から、根強いファンのいる《歪んだ世界》というカードだが、ゼンディカーの上陸というメカニズムによって、大きく強化されたと言っていいだろう。
というのも、同時に戦場に出た場合、それぞれが戦場に登場したことを認識するため、《歪んだ世界》は大量の上陸を発生させる呪文となるのだ。
特に、相手のライフを直接狙う《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》による瞬殺はさらなるチューンナップをするだけの価値があるかもしれない。
| Suzuki Taiki / LMC Championships 2009 | |
|---|---|
4 水蓮のコブラ/Lotus Cobra 3 エルフの幻想家/Elvish Visionary 2 国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger 4 ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya 4 酸のスライム/Acidic Slime 4 包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander 2 堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen 4 若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon 1 猛り狂うベイロス/Rampaging Baloths |
3 ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster 4 ジャンドの魔除け/Jund Charm 3 大渦の脈動/Maelstrom Pulse 1 溶岩崩れ/Lavalanche 4 ドラゴンの爪/Dragon's Claw |
続いて、《面晶体のカニ》デック。
先日のプロツアー・オースティンでも、その圧倒的なライブラリーを削る能力をかわれて発掘デック復興の主役となっ《面晶体のカニ》だが、スタンダードでも、「13 枚削り」こと《書庫の罠》と併せて、ライブラリー破壊デックを構築することを可能としている。
まだまだ能力は未知数だが、ライフに依らない勝利を求める方は試してみてはいかがだろうか。
| Kadota Shinichi / LMC Championships 2009 | |
|---|---|
4 面晶体のカニ/Hedron Crab 4 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid 2 イーオスのレインジャー/Ranger of Eos |
4 否定の壁/Wall of Denial 4 瞬間凍結/Flashfreeze 4 天界の粛清/Celestial Purge 3 本質の散乱/Essence Scatter |
以上、駆け足ながらそれぞれのアーキタイプを簡単に解説させていただいた。
果たして、これらのアーキタイプから、トップ 8 入賞を果たすのは、そして、この LMC Championship を制するのはどのデックだろうか。
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]]>| Table | Player | Result | Opponent | |
| 1 | Suzuki, Sadao | Lost 1-2 | vs. | Yamashita, Hidetoshi |
| 2 | Kubota, Yuhi | Lost 0-2 | vs. | Kitagawa, Tomoaki |
| 3 | Jumonji, Ryo | Lost 1-2 | vs. | Yanagida, Yuya |
| 4 | Higashi, Takao | Lost 0-2 | vs. | Tomii, Tsubasa |
| 5 | Matsumoto, Yuki | Lost 1-2 | vs. | Takami, Yuta |
| 6 | Sato, Takamasa | Lost 0-2 | vs. | Uchida, Yuki |
| 7 | Yamauchi, Takashi | Lost 0-2 | vs. | Seki, Fujio |
| 8 | Koyanagi, Takashi | Won 2-0 | vs. | Sogou, Youhei |
| 9 | Kawashima, Kazuya | Lost 0-2 | vs. | Kawaguchi, Takahiro |
| 10 | Igarashi, Jun | Won 2-1 | vs. | Tsuboyama, Shuta |
| 11 | Yoshino, Eiichi | Won 2-0 | vs. | Hattori, Kenta |
| 12 | Yamakawa, Youichiro | Won 2-0 | vs. | Imai, Satoshi |
| 13 | Takagi, Takayuki | Lost 1-2 | vs. | Ochiai, Yusuke |
| 14 | Higashioka, Tetsuya | Lost 1-2 | vs. | Sekine, Kiyotaka |
| 15 | Ueki, Junichi | Won 2-0 | vs. | Hosono, Masahisa |
| Akiyama, Takashi | * Awarded Bye * | |||
| Arita, Ryuichi | * Awarded Bye * | |||
| Ashikaga, Masatoshi | * Awarded Bye * | |||
| Fujimoto, Yousuke | * Awarded Bye * | |||
| Hagiwara, Noriyuki | * Awarded Bye * | |||
| Harada, Masao | * Awarded Bye * | |||
| Hattori, Taiki | * Awarded Bye * | |||
| Imamura, Hirotaka | * Awarded Bye * | |||
| Kadota, Shinichi | * Awarded Bye * | |||
| Kawahara, Tadashi | * Awarded Bye * | |||
| Kobayashi, Takahito | * Awarded Bye * | |||
| Komatsu, Satoshi | * Awarded Bye * | |||
| Kumagai, Satoshi | * Awarded Bye * | |||
| Kyo, Ifu | * Awarded Bye * | |||
| Masuno, Ryosuke | * Awarded Bye * | |||
| Matsumura, Hideyuki | * Awarded Bye * | |||
| Mihara, Makihito | * Awarded Bye * | |||
| Miyamoto, Hiroya | * Awarded Bye * | |||
| Mizoguchi, Yoshikatsu | * Awarded Bye * | |||
| Nakamichi, Daisuke | * Awarded Bye * | |||
| Naruke, Takamitsu | * Awarded Bye * | |||
| Ogawara, Youhei | * Awarded Bye * | |||
| Ohta, Yusuke | * Awarded Bye * | |||
| Oikawa, Masafumi | * Awarded Bye * | |||
| Osada, Masahiro | * Awarded Bye * | |||
| Ozawa, Kensuke | * Awarded Bye * | |||
| Saishu, Hiroaki | * Awarded Bye * | |||
| Sasamoto, Yuko | * Awarded Bye * | |||
| Sato, Kanata | * Awarded Bye * | |||
| Senba, Koutaro | * Awarded Bye * | |||
| Sugaya, Hironobu | * Awarded Bye * | |||
| Sugiyama, Kenji | * Awarded Bye * | |||
| Suzuki, Taiki | * Awarded Bye * | |||
| Suzuki, Yuji | * Awarded Bye * | |||
| Tabe, Keita | * Awarded Bye * | |||
| Takeda, Harunobu | * Awarded Bye * | |||
| Tamura, Youhei | * Awarded Bye * | |||
| Urasawa, Taiji | * Awarded Bye * | |||
| Wada, Hiroya | * Awarded Bye * | |||
| Watanabe, Ryuji | * Awarded Bye * | |||
| Yamamoto, Sadaaki | * Awarded Bye * | |||
| Yoshimori, Sho | * Awarded Bye * | |||
| Ideue, Tetsuya | * Awarded Bye * |
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]]>もはや、この LMC Championship の結果を待つまでもなく、圧倒的な点差によって年間ポイント最上位を達成し、二代目ミスター LMC の称号を獲得した田部 敬太(千葉)。田部のアベレージと、大会参加数の多さが伺える記録である。
開会式の時点で確定していたこのミスター LMC を、大会主催者の宮坂 健はこう紹介した。
宮坂 「一没の帝王、田部くんです」
一没の帝王と聞いたら、黙っていられないのが、「元祖一没の帝王」こと萩原 紀幸(千葉)。そして、なんの因果か、このふたりが 1 敗ラインで対戦することとなった。
誰が言い出したか「負けた方がおいしいマッチアップ」。
果たして、勝利の栄光を、そして敗北の栄光を獲得するのはどちらか。

勢いよくダイスで 11 を出し、先手は萩原。しかし、ダイスロールの勢いがよすぎたのか、マリガンでのスタート。
《根縛りの岩山》《沼》とジャンドカラーの土地を揃える萩原に対して、田部は 1 ターン目から《ステップのオオヤマネコ》をキャスト、続くターンにフェッチランドをセットして、まずは 1 上陸。アタック後に、小考してから 2 点のダメージですまし、フェッチランドを温存する。
返すターンで、萩原は《大渦の脈動》で《ステップのオオヤマネコ》を除去。その後、お互いドローゴーを繰り返した後、先に動いたのは田部。
《イーオスのレインジャー》によって、《ステップのオオヤマネコ》を 2 枚手札に加える。萩原は田部のターンエンドに《稲妻》でこれを除去。
そして、返すターンに《野生語りのガラク》を戦場に追加し、3/3 トークンを生み出す萩原。
非常に難しい局面になったものの、田部は《大渦の脈動》を恐れず《ステップのオオヤマネコ》を 2 枚キャストし、フェッチランドをセット。さらに《噴出の稲妻》で《野生語りのガラク》の忠誠カウンターをゼロにする。
ここで萩原は《瀝青破》を《ステップのオオヤマネコ》に。ここで続唱されて出てきたのが、《大渦の脈動》と、心理的にはもったいない感じはあるものの、御の字で 2 体を除去し、3/3 トークンがクロックを刻む。
フェッチランドを温存したまま、《板金鎧の土百足》をキャストする田部ではあったが、これには 2 枚目の《瀝青破》が。この続唱が《朽ちゆくヒル》で、一気にクロックが高まる。
完全に守勢に回った形の田部だが、ライフを 6 まで追い詰められつつも、《朽ちゆくヒル》を《噴出の稲妻》、3/3 トークンと、萩原が追加でキャストした《大貂皮鹿》を 2 枚の《稲妻》でいなす。
ここで攻め手が止まってしまった萩原。ちょうど田部が《板金鎧の土百足》をキャストしたことで、わかりやすく攻守が交代する。田部は、《板金鎧の土百足》の召喚酔いがとけると、《ゴブリンの先達》をキャストし、クロックを増加。さらに《コーの空漁師》の能力で土地を手札に戻して上陸を達成する。続くターンには、さらに《ゴブリンの先達》の 2 体目を追加。
2 枚の《終止》で《板金鎧の土百足》と《コーの空漁師》は対処したが、2 体の《ゴブリンの先達》によって、ライフを 11 まで削られてしまう。そして、田部が 3 体目の《ゴブリンの先達》をキャストしたことで、萩原のライフは 5。萩原は《ゴブリンの先達》の能力で見えていた《瀝青破》をドローする。
返しのターンのアタック。
ここで、《開拓地の先達》の能力でめくれたのがなんと《血編み髪のエルフ》。
萩原 「フィーバー!」
まさしく、続唱フィーバーとでもいうべき、続唱確変。《瀝青破》を《ゴブリンの先達》に打ち込むと、ブロッカーとして《血編み髪のエルフ》が登場しつつ、2 回目の続唱でめくれたのが、現状最高の選択肢と言っていい《芽吹くトリナクス》。
一気に 3 体の《ゴブリンの先達》を失った田部はターンを返す。
ここで、萩原がキャストした《血編み髪のエルフ》の続唱でめくれたカードが《荒廃稲妻》だったことで、田部は 1 枚の除去では 6 点のライフを守り切れない状況となってしまったのだった。
田部 0 - 1 萩原

先手田部の 2 ターン目《板金鎧の土百足》に対して、返して萩原は《ドラゴンの爪》をキャスト。白メインの田部には焼け石に水、程度だが、しかしこの水が勝負の分かれ目になってもおかしくない。
田部は、3 ターン目に《沸騰する小湖》をセットし、即フェッチで 5 点のダメージを与えることに成功するが、しかし、3 ターン目に大きなアクションを起こすことなくターンを返す。
一方の萩原も、《稲妻》で《板金鎧の土百足》を除去するのみでターンエンド。
ここで田部は Game 1 同様に《イーオスのレインジャー》キャストから、《ステップのオオヤマネコ》をサーチ、2 枚目に小考した上で、《ゴブリンの奇襲隊》をサーチしてくる。
ここで萩原も、お返しとばかりにアドバンテージの取れる 4 マナアクション、つまりは《血編み髪のエルフ》をキャスト、この続唱が 2 枚目の《ドラゴンの爪》だったことで、萩原はライフレースで優位に立つ。
ただでさえ長期戦は不利な田部だが、これによって、さらなる短期決戦を強いられることとなる。
ここで、2 体の《ステップのオオヤマネコ》をキャストすると、フェッチランドのセットから即起動で、4/5 とし、《ゴブリンの奇襲隊》キッカーでアタック、一挙 16 点のダメージを与えて、萩原のライフを 5 とする。
だが、返しで萩原は《紅蓮地獄》で盤面を一掃し、田部が返しにキャストした《悪斬の天使》も《大渦の脈動》で除去する。
なんとかダメージを通したい田部なのだが、2 体の《コーの空漁師》をはじめとしたクリーチャーたちは、《終止》や《稲妻》で除去され続け、手札は《荒廃稲妻》で丸裸とされる。
しかもそのたびに萩原はライフをゲインし続けるのだから、5 まで削ったライフも、いつしか 14 まで回復してしまう。
完全なる消耗戦となってしまったこのゲーム。
萩原のキャストした《血編み髪のエルフ》に《コーの鉤の達人》と《ゴブリンの先達》で対応していく田部だったのだが、気がつけば、ライフは萩原 22 対田部 1 という状況。
なんとか除去に除去を重ねて耐えしのぐ田部だったが、できればひと思いに楽にして欲しいというのもまた事実。
その願いを、《若き群れのドラゴン》がやっとこさ叶えてくれたのだった。
田部 0 - 2 萩原
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]]>| Table | Player | Points | Opponent | Points | |
| 20 | Naruke, Takamitsu | 18 | vs. | Seki, Fujio | 15 |
| 7 | Yamashita, Hidetoshi | 18 | vs. | Yamamoto, Sadaaki | 18 |
| 18 | Sugaya, Hironobu | 15 | vs. | Kadota, Shinichi | 15 |
| 12 | Suzuki, Yuji | 15 | vs. | Senba, Koutaro | 15 |
| 16 | Masuno, Ryosuke | 15 | vs. | Mizoguchi, Yoshikatsu | 15 |
| 3 | Hagiwara, Noriyuki | 15 | vs. | Sogou, Youhei | 15 |
| 17 | Watanabe, Ryuji | 15 | vs. | Yanagida, Yuya | 15 |
| 9 | Ozawa, Kensuke | 12 | vs. | Komatsu, Satoshi | 12 |
| 1 | Kawahara, Tadashi | 12 | vs. | Igarashi, Jun | 12 |
| 8 | Sato, Kanata | 12 | vs. | Ogawara, Youhei | 12 |
| 4 | Arita, Ryuichi | 12 | vs. | Urasawa, Taiji | 12 |
| 2 | Suzuki, Sadao | 12 | vs. | Yoshino, Eiichi | 12 |
| 10 | Kumagai, Satoshi | 12 | vs. | Sugiyama, Kenji | 12 |
| 13 | Fujimoto, Yousuke | 12 | vs. | Suzuki, Taiki | 12 |
| 21 | Uchida, Yuki | 12 | vs. | Tabe, Keita | 12 |
| 22 | Ueki, Junichi | 12 | vs. | Matsumura, Hideyuki | 12 |
| 23 | Wada, Hiroya | 12 | vs. | Oikawa, Masafumi | 12 |
| 5 | Harada, Masao | 9 | vs. | Takami, Yuta | 9 |
| 24 | Hattori, Kenta | 9 | vs. | Kobayashi, Takahito | 9 |
| 26 | Miyamoto, Hiroya | 9 | vs. | Imamura, Hirotaka | 7 |
| 6 | Akiyama, Takashi | 9 | vs. | Takeda, Harunobu | 9 |
| 11 | Yamauchi, Takashi | 9 | vs. | Koyanagi, Takashi | 9 |
| 14 | Matsumoto, Yuki | 9 | vs. | Ideue, Tetsuya | 9 |
| 19 | Sato, Takamasa | 9 | vs. | Sasamoto, Yuko | 9 |
| 15 | Higashi, Takao | 6 | vs. | Hattori, Taiki | 6 |
| 25 | Kawashima, Kazuya | 3 | vs. | Osada, Masahiro | 6 |
| Saishu, Hiroaki | 6 | * BYE * |
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]]>| Table | Player | Opponent | |
| 1 | Suzuki, Sadao | vs. | Yamashita, Hidetoshi |
| 2 | Kubota, Yuhi | vs. | Kitagawa, Tomoaki |
| 3 | Jumonji, Ryo | vs. | Yanagida, Yuya |
| 4 | Higashi, Takao | vs. | Tomii, Tsubasa |
| 5 | Matsumoto, Yuki | vs. | Takami, Yuta |
| 6 | Sato, Takamasa | vs. | Uchida, Yuki |
| 7 | Yamauchi, Takashi | vs. | Seki, Fujio |
| 8 | Koyanagi, Takashi | vs. | Sogou, Youhei |
| 9 | Kawashima, Kazuya | vs. | Kawaguchi, Takahiro |
| 10 | Igarashi, Jun | vs. | Tsuboyama, Shuta |
| 11 | Yoshino, Eiichi | vs. | Hattori, Kenta |
| 12 | Yamakawa, Youichiro | vs. | Imai, Satoshi |
| 13 | Takagi, Takayuki | vs. | Ochiai, Yusuke |
| 14 | Higashioka, Tetsuya | vs. | Sekine, Kiyotaka |
| 15 | Ueki, Junichi | vs. | Hosono, Masahisa |
| Akiyama, Takashi | * Awarded Bye * | ||
| Arita, Ryuichi | * Awarded Bye * | ||
| Ashikaga, Masatoshi | * Awarded Bye * | ||
| Fujimoto, Yousuke | * Awarded Bye * | ||
| Hagiwara, Noriyuki | * Awarded Bye * | ||
| Harada, Masao | * Awarded Bye * | ||
| Hattori, Taiki | * Awarded Bye * | ||
| Imamura, Hirotaka | * Awarded Bye * | ||
| Kadota, Shinichi | * Awarded Bye * | ||
| Kawahara, Tadashi | * Awarded Bye * | ||
| Kobayashi, Takahito | * Awarded Bye * | ||
| Komatsu, Satoshi | * Awarded Bye * | ||
| Kumagai, Satoshi | * Awarded Bye * | ||
| Kyo, Ifu | * Awarded Bye * | ||
| Masuno, Ryosuke | * Awarded Bye * | ||
| Matsumura, Hideyuki | * Awarded Bye * | ||
| Mihara, Makihito | * Awarded Bye * | ||
| Miyamoto, Hiroya | * Awarded Bye * | ||
| Mizoguchi, Yoshikatsu | * Awarded Bye * | ||
| Nakamichi, Daisuke | * Awarded Bye * | ||
| Naruke, Takamitsu | * Awarded Bye * | ||
| Ogawara, Youhei | * Awarded Bye * | ||
| Ohta, Yusuke | * Awarded Bye * | ||
| Oikawa, Masafumi | * Awarded Bye * | ||
| Osada, Masahiro | * Awarded Bye * | ||
| Ozawa, Kensuke | * Awarded Bye * | ||
| Saishu, Hiroaki | * Awarded Bye * | ||
| Sasamoto, Yuko | * Awarded Bye * | ||
| Sato, Kanata | * Awarded Bye * | ||
| Senba, Koutaro | * Awarded Bye * | ||
| Sugaya, Hironobu | * Awarded Bye * | ||
| Sugiyama, Kenji | * Awarded Bye * | ||
| Suzuki, Taiki | * Awarded Bye * | ||
| Suzuki, Yuji | * Awarded Bye * | ||
| Tabe, Keita | * Awarded Bye * | ||
| Takeda, Harunobu | * Awarded Bye * | ||
| Tamura, Youhei | * Awarded Bye * | ||
| Urasawa, Taiji | * Awarded Bye * | ||
| Wada, Hiroya | * Awarded Bye * | ||
| Watanabe, Ryuji | * Awarded Bye * | ||
| Yamamoto, Sadaaki | * Awarded Bye * | ||
| Yoshimori, Sho | * Awarded Bye * | ||
| Ideue, Tetsuya | * Awarded Bye * |
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]]>| Table | Player | Points | Opponent | Points | |
| 2 | Naruke, Takamitsu | 21 | vs. | Yamamoto, Sadaaki | 19 |
| 13 | Yamashita, Hidetoshi | 19 | vs. | Kadota, Shinichi | 18 |
| 12 | Masuno, Ryosuke | 18 | vs. | Suzuki, Yuji | 18 |
| 10 | Watanabe, Ryuji | 18 | vs. | Hagiwara, Noriyuki | 18 |
| 3 | Wada, Hiroya | 15 | vs. | Kawahara, Tadashi | 15 |
| 8 | Sugaya, Hironobu | 15 | vs. | Uchida, Yuki | 15 |
| 6 | Mizoguchi, Yoshikatsu | 15 | vs. | Komatsu, Satoshi | 15 |
| 5 | Ueki, Junichi | 15 | vs. | Ogawara, Youhei | 15 |
| 4 | Kumagai, Satoshi | 15 | vs. | Suzuki, Sadao | 15 |
| 24 | Seki, Fujio | 15 | vs. | Yanagida, Yuya | 15 |
| 22 | Urasawa, Taiji | 15 | vs. | Sogou, Youhei | 15 |
| 21 | Suzuki, Taiki | 15 | vs. | Senba, Koutaro | 15 |
| 15 | Fujimoto, Yousuke | 12 | vs. | Arita, Ryuichi | 12 |
| 14 | Akiyama, Takashi | 12 | vs. | Ideue, Tetsuya | 12 |
| 17 | Tabe, Keita | 12 | vs. | Oikawa, Masafumi | 12 |
| 9 | Koyanagi, Takashi | 12 | vs. | Miyamoto, Hiroya | 12 |
| 16 | Ozawa, Kensuke | 12 | vs. | Sato, Kanata | 12 |
| 11 | Takami, Yuta | 12 | vs. | Yoshino, Eiichi | 12 |
| 23 | Sato, Takamasa | 12 | vs. | Takeda, Harunobu | 9 |
| 19 | Igarashi, Jun | 12 | vs. | Kobayashi, Takahito | 12 |
| 1 | Sasamoto, Yuko | 9 | vs. | Saishu, Hiroaki | 9 |
| 18 | Osada, Masahiro | 9 | vs. | Higashi, Takao | 9 |
| 20 | Imamura, Hirotaka | 7 | vs. | Hattori, Taiki | 6 |
| 7 | Kawashima, Kazuya | 3 | vs. | Harada, Masao | 9 |
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]]>| Table | Player | Points | Opponent | Points | |
| 23 | Naruke, Takamitsu | 15 | vs. | Mizoguchi, Yoshikatsu | 15 |
| 26 | Yamashita, Hidetoshi | 15 | vs. | Watanabe, Ryuji | 15 |
| 12 | Yamamoto, Sadaaki | 15 | vs. | Masuno, Ryosuke | 15 |
| 15 | Seki, Fujio | 12 | vs. | Fujimoto, Yousuke | 12 |
| 19 | Sugaya, Hironobu | 12 | vs. | Arita, Ryuichi | 12 |
| 18 | Uchida, Yuki | 12 | vs. | Kumagai, Satoshi | 9 |
| 22 | Suzuki, Taiki | 12 | vs. | Kadota, Shinichi | 12 |
| 21 | Senba, Koutaro | 12 | vs. | Igarashi, Jun | 12 |
| 24 | Yanagida, Yuya | 12 | vs. | Urasawa, Taiji | 12 |
| 28 | Suzuki, Yuji | 12 | vs. | Ueki, Junichi | 12 |
| 27 | Tabe, Keita | 12 | vs. | Hagiwara, Noriyuki | 12 |
| 3 | Wada, Hiroya | 12 | vs. | Sogou, Youhei | 12 |
| 8 | Miyamoto, Hiroya | 9 | vs. | Yoshino, Eiichi | 9 |
| 10 | Yoshimori, Sho | 9 | vs. | Sugiyama, Kenji | 9 |
| 5 | Ogawara, Youhei | 9 | vs. | Matsumoto, Yuki | 9 |
| 7 | Oikawa, Masafumi | 9 | vs. | Koyanagi, Takashi | 9 |
| 4 | Sasamoto, Yuko | 9 | vs. | Ozawa, Kensuke | 9 |
| 11 | Mihara, Makihito | 9 | vs. | Tamura, Youhei | 9 |
| 1 | Komatsu, Satoshi | 9 | vs. | Takeda, Harunobu | 9 |
| 25 | Matsumura, Hideyuki | 9 | vs. | Akiyama, Takashi | 9 |
| 16 | Suzuki, Sadao | 9 | vs. | Nakamichi, Daisuke | 9 |
| 14 | Yamauchi, Takashi | 9 | vs. | Sato, Kanata | 9 |
| 29 | Kawahara, Tadashi | 9 | vs. | Hattori, Kenta | 9 |
| 20 | Higashi, Takao | 6 | vs. | Imamura, Hirotaka | 4 |
| 2 | Ideue, Tetsuya | 6 | vs. | Ashikaga, Masatoshi | 6 |
| 30 | Osada, Masahiro | 6 | vs. | Harada, Masao | 6 |
| 6 | Takami, Yuta | 6 | vs. | Kawaguchi, Takahiro | 6 |
| 17 | Kobayashi, Takahito | 6 | vs. | Saishu, Hiroaki | 6 |
| 9 | Sato, Takamasa | 6 | vs. | Tsuboyama, Shuta | 6 |
| 13 | Hattori, Taiki | 3 | vs. | Kawashima, Kazuya | 3 |
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]]>1 Bye から勝ち続けている 2 人の強豪をフィーチャーしよう。
マジックといえば 20 代前後の人間がプレイしているイメージが強いかもしれないが、今回の 2 人は LMC のアラサー世代である。スタンダードがとにかく好きで、スタンダードあるところに我あり、といった大人たちである。
その 2 人がぶつかったこのゲーム、フィーチャーしない理由がない。
全勝者の片方は溝口 佳克(茨城)で、昨日の夜参加を決意し、知り合いが持ってきていた白単を好きなように入れ替えて会場に持ち込み、現在のところ全勝を続けている。
最近はあまり LMC 会場で見ることがなかったが、マジックの腕は落ちていないようである。
もう一方の成毛 貴光(千葉)は、龍王・山本 定明(千葉)らとテストプレイをする仲である。特にこれといって好んで使うデッキはないが、メジャーなデッキをオリジナルチューンしてくることが多いため、足下をすくわれることが多々ある。
ちなみにこの両者、成毛が溝口をマジックに引きずり込んだ、ちょっとした師弟関係らしい。
弟子は師匠に「恩返し」するこができるだろうか?

溝口の《魂の管理人》からゲームスタート。次のターンには《清浄の名誉》を張るが、能力の面倒さを考え成毛はこれを《稲妻》で焼くことを選択する。
が、2 体目が場に登場。
成毛にしてみれば非常に面倒な展開である。しかも、成毛は《稲妻》以外のアクションを取っていない。恐らく手札が除去で満ちあふれているのだろう。
それを示すように 2 体目の《魂の管理人》もすぐさま《終止》で打ち落とされる。
それならと溝口は《イーオスのレインジャー》で《ステップのオオヤマネコ》と 3 枚目になる《魂の管理人》を調達。消耗戦に成毛を引きずり込む腹づもりらしい。
消耗戦なら続唱の得意分野である。
成毛は《血編み髪のエルフ》をプレイ、《朽ちゆくヒル》をめくって溝口へとつっこんでいく。
このダメージを回復するように《魂の管理人》《白蘭の騎士》《ステップのオオヤマネコ》と展開し、土地を調達する溝口。《白蘭の騎士》で睨みをきかせつつ《イーオスのレインジャー》で攻撃、パンプアップした《朽ちゆくヒル》と相打ちを取る。
少しずつ除去されていく溝口のクリーチャー陣に成毛の《野生語りのガラク》が襲いかかる。
溝口は何とかして《野生語りのガラク》を潰しにかかるのだが、初手から除去を多量に抱えていた成毛がこれを守りきって勝利した。
溝口 0 - 1 成毛

溝口がワンテイクマリガン。渋々キープした初手からは《魂の管理人》が飛び出す。
のだが、2 枚目の土地が飛び出さない。どうやらワンランドキープらしい。
《魂の管理人》は《死の印》で除去され、2 体並べた《ステップのオオヤマネコ》は《大渦の脈動》で吹き飛ぶ。
その後悠々と《血編み髪のエルフ》をプレイした成毛、《稲妻》をめくり、《荒廃稲妻》を打ち込み、《朽ちゆくヒル》をプレイ。
さらに《血編み髪のエルフ》を追加して《終止》をプレイ。
目の前の《白蘭の騎士》を除去したところで溝口が投了。
溝口 0 - 2 成毛
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]]>| Table | Player | Points | Opponent | Points | |
| 1 | Saishu, Hiroaki | 3 | vs. | Ozawa, Kensuke | 3 |
| 2 | Hattori, Taiki | 3 | vs. | Naruke, Takamitsu | 3 |
| 3 | Nakamichi, Daisuke | 3 | vs. | Kobayashi, Takahito | 3 |
| 4 | Ueki, Junichi | 3 | vs. | Oikawa, Masafumi | 3 |
| 5 | Sekine, Kiyotaka | 3 | vs. | Ohta, Yusuke | 3 |
| 6 | Yoshino, Eiichi | 3 | vs. | Harada, Masao | 3 |
| 7 | Tamura, Youhei | 3 | vs. | Seki, Fujio | 3 |
| 8 | Takami, Yuta | 3 | vs. | Urasawa, Taiji | 3 |
| 9 | Ochiai, Yusuke | 3 | vs. | Ashikaga, Masatoshi | 3 |
| 10 | Mizoguchi, Yoshikatsu | 3 | vs. | Kitagawa, Tomoaki | 3 |
| 11 | Sato, Kanata | 3 | vs. | Kawahara, Tadashi | 3 |
| 12 | Yamamoto, Sadaaki | 3 | vs. | Imamura, Hirotaka | 3 |
| 13 | Ogawara, Youhei | 3 | vs. | Akiyama, Takashi | 3 |
| 14 | Kumagai, Satoshi | 3 | vs. | Kyo, Ifu | 3 |
| 15 | Uchida, Yuki | 3 | vs. | Wada, Hiroya | 3 |
| 16 | Fujimoto, Yousuke | 3 | vs. | Matsumura, Hideyuki | 3 |
| 17 | Ideue, Tetsuya | 3 | vs. | Osada, Masahiro | 3 |
| 18 | Igarashi, Jun | 3 | vs. | Koyanagi, Takashi | 3 |
| 19 | Kawaguchi, Takahiro | 3 | vs. | Arita, Ryuichi | 3 |
| 20 | Tomii, Tsubasa | 3 | vs. | Sasamoto, Yuko | 3 |
| 21 | Yamashita, Hidetoshi | 3 | vs. | Yamakawa, Youichiro | 3 |
| 22 | Yanagida, Yuya | 3 | vs. | Higashioka, Tetsuya | 0 |
| 23 | Tsuboyama, Shuta | 0 | vs. | Jumonji, Ryo | 0 |
| 24 | Imai, Satoshi | 0 | vs. | Matsumoto, Yuki | 0 |
| 25 | Suzuki, Sadao | 0 | vs. | Takagi, Takayuki | 0 |
| 26 | Sogou, Youhei | 0 | vs. | Hattori, Kenta | 0 |
| 27 | Kubota, Yuhi | 0 | vs. | Higashi, Takao | 0 |
| 28 | Sato, Takamasa | 0 | vs. | Hosono, Masahisa | 0 |
| 29 | Yamauchi, Takashi | 0 | vs. | Kawashima, Kazuya | 0 |
| Hagiwara, Noriyuki | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Kadota, Shinichi | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Komatsu, Satoshi | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Masuno, Ryosuke | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Mihara, Makihito | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Miyamoto, Hiroya | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Senba, Koutaro | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Sugaya, Hironobu | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Sugiyama, Kenji | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Suzuki, Taiki | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Suzuki, Yuji | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Tabe, Keita | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Takeda, Harunobu | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Watanabe, Ryuji | 3 | * Awarded Bye * | |||
| Yoshimori, Sho | 3 | * Awarded Bye * |
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]]>「緊張するな」という川口とは対照的に、余裕綽々の有田。気持ちだけでなく、デックまでもが正反対である。
川口のデックはジャンドメタのトリコロール。被覆を持つクリーチャーが多く、《瀝青破》、《大渦の脈動》といった除去に非常に強い構成らしい。
有田のデックは富井 翼(東京)と仙波 垣太郎(千葉)シェアのタッチ白ジャンド。続唱カードを増やすことで、ミラーを意識したものとなっている。
有田の手札:《国境地帯のレインジャー》、《血編み髪のエルフ》、土地 5
《島》、《平地》、《山》から《急使の薬包》で手札を増やす。トリコロールカラーのコントロールデックを使う川口に対し、有田はタップイン連打から《国境地帯のレインジャー》。ここでもってきたのは《平地》。

川口は《否定の壁》、《ジェイス・ベレレン》と展開し、盤面を支えながらアドバンテージエンジンを完成。試合を支配しようとする。
有田も《復讐のアジャニ》で白マナを縛りながら、《荒廃稲妻》で《ジェイス・ベレレン》を対象に取り 3 対 1 交換(捨てたのは《流刑への道》、《沸騰する小湖》)。プレインズウォーカーに対し、このカードは本当に強い。
一方的に残った《復讐のアジャニ》が土地を拘束し続け、気がつけばカウンター数は 6。このままでは最終奥義を発動されてしまう。
川口はエンドに《稲妻》で忠誠カウンターを減らしたあと、《ジュワー島のスフィンクス》をキャストする。被覆能力を持つため、ジャンドデックが対処し辛い 1 枚である。
最後のひと仕事と、プレイヤーに 3 点ダメージを与え、残りを 7 とする。
返すターン《ジュワー島のスフィンクス》が《復讐のアジャニ》を破壊し、《否定の壁》が《芽吹くトリナクス》を抑え込む。
そして最終兵器《アラーラのオベリスク》。
《復讐のアジャニ》を《否認》され、ライフを 10 まで増やされると、土地を多めに引いた有田は投了。
緊張から多少のミスはあったものの、相性のよさを見せつけ川口が先取した。
川口 1 - 0 有田
有田の手札:《血編み髪のエルフ》、土地 6
ファーストドローで引き当てた《大貂皮鹿》を 3 ターン目にキャスト。

4 ターン目に《荒廃稲妻》をキャストするも、《否認》、《稲妻》とテンポ良く対処されてしまう。
返しで川口は《復讐のアジャニ》で有田の土地を縛り始める。
《血編み髪のエルフ》で《国境地帯のレインジャー》が捲れ、2 度攻撃することで《復讐のアジャニ》を破壊することに成功する。
今度は自分が使う《復讐のアジャニ》、続けて《強迫》をキャストする。見た手札は
ここから《瞬間凍結》を捨てさる。だが。
《急使の薬包》から《思考の泉》 4 ドローに繋げられると、手札の差は歴然。《復讐のアジャニ》で土地は縛り、5 点のクロックはあるが、長引けば不利である。
残り 9 点のライフを削ろうと、攻撃から《復讐のアジャニ》の能力でプレイヤーに 3 点ダメージを与え残りは 4。頼むこのまま押し切りさせてくれと、有田の叫びが聞こえるようである。
だが、現実は無常だ。川口は《復讐のアジャニ》を《天界の粛清》し、自分で使うために《復讐のアジャニ》をキャスト。《血編み髪のエルフ》を破壊し、ライフを 7 まで回復する。
有田がトップデックした《徴兵されたワーム》も《二重否定》でかわす。流石にあれだけ引けば手札はカウンターに溢れているようだ。
だが続けてキャストした《血編み髪のエルフ》、続唱による《芽吹くトリナクス》)は通り、一気に 5 点ダメージ。川口の残りは 2。
手札の《否認》が否定したのは他でもない、川口自身だった。
川口 1 - 1 有田
有田の手札:《悪斬の天使》、《大貂皮鹿》、《復讐のアジャニ》、《芽吹くトリナクス》、《ジャングルの祭殿》、《森》、《沼》
有田 「これまでの土地 6 キープに比べたら、めっちゃいいハンドやで」
と上機嫌ぶりをアピール。
それもそのはず。除去呪文に耐性ある《芽吹くトリナクス》を 2 連打でキャストすることに成功したのだ。
一度ダメージを受け、16 となった所でエンドメインと 2 枚の《稲妻》を、2 体の《芽吹くトリナクス》にキャストする。
《審判の日》でリセットすることに成功するも、2 対 3 交換。美味しくない。
互いに《復讐のアジャニ》、《ジェイス・ベレレン》とプレインズウォーカーを展開。
能動的に動かざるを得なくなった川口の隙をつき、《悪斬の天使》を通す。これには《流刑への道》で対処する。有田の予想した通りの展開であった。
|
貴重な対処手段である《稲妻》も《流刑への道》も使ってしまった。ライフは 16 と多いが、削り切られる前に引けるだろうか。
そしてあまりの嬉しさからか、《復讐のアジャニ》能力起動を忘れてしまう。
見ていた増野、高木といったギャラリーから、「だせー」の一言。真剣な中にも笑いが絶えない。非常に千葉らしい一面である。
この起動忘れは《ジュワー島のスフィンクス》が場に出ることを許してしまう。
《大貂皮鹿》の 3 点ダメージを与え、《強迫》で除いた手札は
《思考の泉》、《復讐のアジャニ》、《否認》、《ジュワー島のスフィンクス》、《妨げる光》
《思考の泉》を捨てさせ、キャストした《徴兵されたワーム》が《悪斬の天使》と大当たり。いきなり 3 体のクリーチャーが出ることになった。
《徴兵されたワーム》は《ジュワー島のスフィンクス》と相打つも一気に 8 点のダメージが入り、ライフは残り 5。
第 2 メインフェイズに入り《復讐のアジャニ》、《稲妻》で削り切り、有田の勝利となった。
川口 1 - 2 有田
川口 「普通のジャンドなら、相性いいんですけどね。《徴兵されたワーム》がきつ過ぎました。」
と試合後に語ってくれた。続唱カードを増やされることもそうだが、5/5 というサイズが対処が困難なためである。
加えて 5 マナまでのスペルがキャスト出来る可能性がある。5 マナ以下には Game3 を決めた《悪斬の天使》を始め、《チャンドラ・ナラー》、《復讐のアジャニ》といったパワーカードが犇めいている。
デック本来の強さを見せつけた有田と、想定外のカードに敗れてしまった川口。だがまだ Round 2 である。二人の今後に期待したい。
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]]>メガネにスーツ。正装で会場に現れた渡辺は、ともにスーツで挑んだ第二世代の仲間たちの想いを背負って、Top 8 のテーブルについている。

ゼンディカー参入直後の LMC こそ優勝した渡辺だったが、その後まるで勝つことができず苦しい日々を送ってきた。
しかし、今日この大一番で Top 8 に残ることができたという事実が示しているのは、今までに積み重ねてきた努力の量だろう。優勝したときのゲンを担ぎ、最近まで使っていたタッチ白のジャンドをやめて純正ジャンドを使用している。
一方の山本も、同じ純正のジャンドを使用している。
山本 「成毛さんと決勝で会うんだ!」
練習相手でもあり友人でもあり、同時にライバルでもある成毛 貴光(千葉)との約束を果たすため、龍王は自らを鼓舞する。
山本のデッキはジャンドでは珍しい《極楽鳥》が搭載されており、マナ加速によって先手後手を入れ替える作戦を擁している。《極楽鳥》がどのようにゲームに絡んでくるのかが気になるマッチアップである。

後手の渡辺がワンマリガン。お互い一歩も譲ることなく《朽ちゆくヒル》を展開する。
と思ったら山本、3 枚目の土地を置くことなくターンを終了、渡辺の《荒廃稲妻》が追撃をかける。
《極楽鳥》を出して危ういながらも 3 マナを確保した山本だったが、その間にダメージをたたき出した渡辺が一本目を手にした。
山本 0 - 1 渡辺
山本の《極楽鳥》からスタート。今度は順当に土地を置き、3 ターン目に《芽吹くトリナクス》をプレイ。
対する渡辺は 3 ターン目に《荒廃稲妻》をプレイ、先攻かつ《極楽鳥》で減った山本の手札を大きく削り取る。
返すターンで山本は《血編み髪のエルフ》をプレイ、続唱で《荒廃稲妻》をめくり渡辺にお返しを。
山本の土地が 3 枚で止まっているのを見た渡辺、《ゴブリンの廃墟飛ばし》キッカーで山本の《根縛りの岩山》を潰す。
土地の量では優位に立った渡辺だが、後手かつ《血編み髪のエルフ》の攻撃と《荒廃稲妻》でライフが危険域に入っている。
畳み掛ける山本は 2 枚目の《血編み髪のエルフ》をプレイ、続唱でこれまた 2 枚目の《荒廃稲妻》を打ち込み、1 にまで減った渡辺のライフを 3 枚目の《荒廃稲妻》で削りきった。
山本 1 - 1 渡辺

ビハインドで迎えた最終戦、先攻を得た渡辺は迷うことなくキープ。山本もしばしあってキープを宣言。
渡辺は《荒廃稲妻》で山本の《瀝青破》と《若き群れのドラゴン》を抜き、《血編み髪のエルフ》から《芽吹くトリナクス》を追加する圧巻の動き。
対する山本も《極楽鳥》から《血編み髪のエルフ》をプレイ、続唱でまたしても《荒廃稲妻》をプレイし、《巨森、オラン=リーフ》で強化、ブロッカーとして立たせる。
渡辺は強気に攻める。《芽吹くトリナクス》と《血編み髪のエルフ》で攻撃、山本は《血編み髪のエルフ》の相打ちを選択する。
これを受けて渡辺は数分間考える。手札にある《思考の大出血》で山本のデッキからパーツを抜くか、《芽吹くトリナクス》をプレイするか、《大貂皮鹿》をプレイするか。
悩んだ渡辺が選択したのは、2 体目の《芽吹くトリナクス》のプレイ、そして《巨森、オラン=リーフ》による強化だった。
何もしない山本に 2 体の《芽吹くトリナクス》が襲いかかる。
山本はこれを《瀝青破》で迎え撃ち、見飽きるほど打った《荒廃稲妻》をプレイ。これにより渡辺の手札は 1 枚となるが、なんとこの 1 枚が《荒廃稲妻》。
ライフも手札も削り落とされた山本、祈りを込めて《若き群れのドラゴン》を引きに右手を山札に乗せるが……
そこに解答は用意されていなかった。
山本 1 - 2 渡辺
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]]>| Table | Player | Result | Opponent | |
| 1 | Kawahara, Tadashi | Won 2-1 | vs. | Igarashi, Jun |
| 2 | Suzuki, Sadao | Won 2-1 | vs. | Yoshino, Eiichi |
| 3 | Hagiwara, Noriyuki | Won 2-0 | vs. | Sogou, Youhei |
| 4 | Arita, Ryuichi | Lost 1-2 | vs. | Urasawa, Taiji |
| 5 | Harada, Masao | Lost 1-2 | vs. | Takami, Yuta |
| 6 | Akiyama, Takashi | Won 2-1 | vs. | Takeda, Harunobu |
| 7 | Yamashita, Hidetoshi | Drew 0-0-0 | vs. | Yamamoto, Sadaaki |
| 8 | Sato, Kanata | Lost 1-2 | vs. | Ogawara, Youhei |
| 9 | Ozawa, Kensuke | Lost 0-2 | vs. | Komatsu, Satoshi |
| 10 | Kumagai, Satoshi | Won 2-1 | vs. | Sugiyama, Kenji |
| 11 | Yamauchi, Takashi | Lost 0-2 | vs. | Koyanagi, Takashi |
| 12 | Suzuki, Yuji | Won 2-0 | vs. | Senba, Koutaro |
| 13 | Fujimoto, Yousuke | Lost 1-2 | vs. | Suzuki, Taiki |
| 14 | Matsumoto, Yuki | Lost 1-2 | vs. | Ideue, Tetsuya |
| 15 | Higashi, Takao | Won 2-0 | vs. | Hattori, Taiki |
| 16 | Masuno, Ryosuke | Won 2-1 | vs. | Mizoguchi, Yoshikatsu |
| 17 | Watanabe, Ryuji | Won 2-1 | vs. | Yanagida, Yuya |
| 18 | Sugaya, Hironobu | Lost 1-2 | vs. | Kadota, Shinichi |
| 19 | Sato, Takamasa | Won 2-0 | vs. | Sasamoto, Yuko |
| 20 | Naruke, Takamitsu | Won 2-0 | vs. | Seki, Fujio |
| 21 | Uchida, Yuki | Won 2-0 | vs. | Tabe, Keita |
| 22 | Ueki, Junichi | Won 2-1 | vs. | Matsumura, Hideyuki |
| 23 | Wada, Hiroya | Won 2-0 | vs. | Oikawa, Masafumi |
| 24 | Hattori, Kenta | Lost 1-2 | vs. | Kobayashi, Takahito |
| 25 | Kawashima, Kazuya | Lost 1-2 | vs. | Osada, Masahiro |
| 26 | Miyamoto, Hiroya | Won 2-1 | vs. | Imamura, Hirotaka |
| Saishu, Hiroaki | * BYE * |
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]]>ここでフィーチャーされるのは初代 Draft Meister 門田と初代 Mr.LMC こと増野。知りあい同士ということで、開始前から会話が弾む。
デックは増野がバントビート、門田が青白ライブラリー破壊である。
増野の手札:《貴族の教主》、《不屈の随員》、《野生語りのガラク》、《遍歴の騎士、エルズペス》、《森》、《平地》、《陽花弁の木立ち》

《貴族の教主》、《不屈の随員》から《野生語りのガラク》と展開。《不屈の随員》が賛美パワーで 4 点のダメージを与えるブンブンなスタートの増野。
対する門田は境界石から《白蘭の騎士》で《平地》をフェッチ、《吠えたける鉱山》。そう、門田のデックはライブラリーアウトなのだ。
門田のデックが明らかになり、眉をしかめる増野。
《不屈の随員》により除去、賛美により戦闘には有利な構成だが、軸をずらして勝負してくるデックには有効なカードがほとんどないためである。
待っていては仕方ないと《遍歴の騎士、エルズペス》をキャストするが、そこには《否認》が刺さる。
ビーストトークンと合わせ 2 体で攻撃し、フェッチを使っている門田のライフは 12 となる。
ノーアクションでターンエンドを宣言した門田。エンドにフェッチを起動した増野に対し、ここで《罠師の引き込み》をキャスト。
増野 「なにそれ? ちょっと見せて」
|
目をパチクリする増野に対し、罠をサーチすることを告げると、手札と合わせ 3 枚の《書庫の罠》がキャストされる。増野の残りライブラリー枚数は 9 枚。
ドローフェイズで 7 枚。
全てのクリーチャーで攻撃し、残りは 3 となる。後は祈るのみである。
《審判の日》でリセットしたいが、《不屈の随員》がネックとなり、キャスト出来ない。
《ジェイス・ベレレン》で互いにドローするも、そこに《天使歌》はなく、増野が押し切る形となった。
増野 1 - 0 門田
「めんどくさ」
の一言でサイドボードは終了。
増野の手札:《貴族の教主》、《ロウクスの戦修道士》、《数多のラフィーク》、《悪斬の天使》、《霧深い雨林》、2 《陽花弁の木立ち》とブンブンを予感させる手札。
境界石を連打する門田に対し、《貴族の教主》、《ロウクスの戦修道士》、《数多のラフィーク》と流れるように展開する増野。

流石にこのままではゲームが終わってしまうため、《数多のラフィーク》には《流刑への道》。基本土地を探しながら
増野 「やべ、削られちまう」
とおどける。「いや、探すだろ」とギャラリーから談笑とともに、突っ込みが入る。これまた非常に千葉らしい一面だ。
《貴族の教主》の力で《ロウクスの戦修道士》が 4 点、5 点と削り、ライフは 11。1 戦目同様このまま押し切られてしまうのか?
|
門田もだてに運だけで Draft Meister を勝ったわけではない。ゼンディカーで登場した《面晶体のカニ》をキャストすると、《沸騰する小湖》で一挙に 6 枚削って見せる。フェッチの起動と返しのアタックで残りは 5。
早々と決着をつけたい増野は《否認》でもって《野生語りのガラク》を通す。
フルタップの隙をつき《審判の日》でリセットするが、ビーストトークン、《悪斬の天使》とまったく止まらない。
ドローを見ると、門田は右手を差し出した。
増野 2 - 0 門田
流石は Oliver Ruel(フランス)が認めた筋金入りの緑使い。相性差など感じさせない一戦であった。
増野 「まったく余裕でしたよ」
本心なのか、見栄なのか、真意は全く不明だが、いかにも増野らしい一言である。
Mr.LMC が構築戦において負けることは許されない。このまま優勝まで勝ち進め、増野。
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]]>| Table | Player | Result | Opponent | |
| 1 | Ochiai, Yusuke | Won 2-1 | vs. | Kobayashi, Takahito |
| 2 | Kitagawa, Tomoaki | Lost 0-2 | vs. | Nakamichi, Daisuke |
| 3 | Matsumura, Hideyuki | Won 2-1 | vs. | Kubota, Yuhi |
| 4 | Sugaya, Hironobu | Won 2-1 | vs. | Yamauchi, Takashi |
| 5 | Hosono, Masahisa | Lost 0-2 | vs. | Ogawara, Youhei |
| 6 | Ashikaga, Masatoshi | Lost 0-2 | vs. | Sato, Kanata |
| 7 | Hattori, Taiki | Lost 0-2 | vs. | Harada, Masao |
| 8 | Sogou, Youhei | Won 2-1 | vs. | Kumagai, Satoshi |
| 9 | Saishu, Hiroaki | Lost 0-2 | vs. | Akiyama, Takashi |
| 10 | Kawashima, Kazuya | Lost 1-2 | vs. | Sato, Takamasa |
| 11 | Ideue, Tetsuya | Lost 0-2 | vs. | Hattori, Kenta |
| 12 | Arita, Ryuichi | Won 2-1 | vs. | Sugiyama, Kenji |
| 13 | Kyo, Ifu | Lost 0-2 | vs. | Tamura, Youhei |
| 14 | Kawahara, Tadashi | Won 2-0 | vs. | Osada, Masahiro |
| 15 | Suzuki, Sadao | Won 2-1 | vs. | Takami, Yuta |
| 16 | Higashi, Takao | Won 2-1 | vs. | Imai, Satoshi |
| 17 | Takeda, Harunobu | Lost 1-2 | vs. | Ueki, Junichi |
| 18 | Yamashita, Hidetoshi | Won 2-0 | vs. | Matsumoto, Yuki |
| 19 | Ohta, Yusuke | Lost 0-2 | vs. | Sasamoto, Yuko |
| 20 | Oikawa, Masafumi | Lost 0-2 | vs. | Hagiwara, Noriyuki |
| 21 | Koyanagi, Takashi | Lost 0-2 | vs. | Seki, Fujio |
| 22 | Imamura, Hirotaka | Lost 1-2 | vs. | Tsuboyama, Shuta |
| 23 | Yoshimori, Sho | Lost 1-2 | vs. | Wada, Hiroya |
| 24 | Miyamoto, Hiroya | Lost 0-2 | vs. | Urasawa, Taiji |
| 25 | Kadota, Shinichi | Lost 0-2 | vs. | Masuno, Ryosuke |
| 26 | Mizoguchi, Yoshikatsu | Won 2-0 | vs. | Tabe, Keita |
| 27 | Watanabe, Ryuji | Won 2-1 | vs. | Suzuki, Taiki |
| 28 | Uchida, Yuki | Won 2-0 | vs. | Yoshino, Eiichi |
| 29 | Fujimoto, Yousuke | Won 2-0 | vs. | Mihara, Makihito |
| 30 | Yamamoto, Sadaaki | Won 2-0 | vs. | Suzuki, Yuji |
| 31 | Naruke, Takamitsu | Won 2-1 | vs. | Senba, Koutaro |
| 32 | Kawaguchi, Takahiro | Won 2-0 | vs. | Yamakawa, Youichiro |
| 33 | Komatsu, Satoshi | Lost 0-2 | vs. | Yanagida, Yuya |
| 34 | Ozawa, Kensuke | Lost 1-2 | vs. | Igarashi, Jun |
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]]>全勝者成毛と 1 敗の関。決勝 Round へは 1 敗 1 分けがラインであると思われるため、関としては後がない。
デックは両者純正ジャンド。どちらが続唱を持つカードを多く引けるか。またどちらが続唱で状況にあったカードを捲ることが出来るかによって勝敗が分かれる。
成毛の手札:《血編み髪のエルフ》 2、《芽吹くトリナクス》、《若き群れのドラゴン》、土地 3 枚。
先手成毛の《芽吹くトリナクス》でゲームがスタートした。
除去に耐性のあるこのカード、関は一体どう対処するのだろうか。
関は《大渦の脈動》をキャストし、トークンへと変える。手札に 2 枚目の《大渦の脈動》があるためだ。
成毛は《血編み髪のエルフ》をキャストし、続唱したのは《荒廃稲妻》。《瀝青破》、《若き群れのドラゴン》といった重いカードが墓地に落ちる。トークン 3 体、血編みで攻撃し 6 点。《荒廃稲妻》と合わせ、関のライフは 11。
2 枚目の《大渦の脈動》でトークンこそ対処出来たが、ダメージレースが不利過ぎる。
2 枚目の《血編み髪のエルフ》がキャストされ《芽吹くトリナクス》が捲れると、関はサイドボードに手を伸ばした。
成毛 1 - 0 関
成毛の手札:《芽吹くトリナクス》、《大貂皮鹿》、《血編み髪のエルフ》、《死の印》、《山》×2 枚、《新緑の地下墓地》
関は《巨森、オラン=リーフ》、《山》、《山》とセット。黒マナが引けなかったのである。手札の《芽吹くトリナクス》が悲しそうに見つめている。
一方成毛は 3 ターン目のドローで《沼》を引き込み、《芽吹くトリナクス》。勢いの違いを感じさせるドローである。
土地まで止まってしまった関をあざ笑うように成毛は《血編み髪のエルフ》(続唱は《呪詛術士》)。
《呪詛術士》の能力、《芽吹くトリナクス》と合わせ、7 点のダメージを与える。
5 ターン目になんとか 4 枚目の土地を引くも、今の関には少し厳しい《野蛮な地》。さらに 1 ターン遅れることに。再びテイクし、残り 5。
待望のアンタップを経て 4 マナから《血編み髪のエルフ》をキャストするも、捲れたのは《大渦の脈動》。相手のクリーチャーを 1 体破壊し、成毛が何もないことを祈ることに。
成毛の手札は《死の印》を始めとし、《血編み髪のエルフ》など優良カードに溢れている。
関の土地がフルタップなのを確認すると、《稲妻》で相手の《血編み髪のエルフ》を破壊し、2 体のクリーチャーをレッドゾーンに置いた。
成毛 2 - 0 関
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