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LMC Championships 2009


ラウンド 6: 田部 敬太(千葉) vs 萩原 紀幸(千葉)

Written by Daisuke Kawasaki

もはや、この LMC Championship の結果を待つまでもなく、圧倒的な点差によって年間ポイント最上位を達成し、二代目ミスター LMC の称号を獲得した田部 敬太(千葉)。田部のアベレージと、大会参加数の多さが伺える記録である。

開会式の時点で確定していたこのミスター LMC を、大会主催者の宮坂 健はこう紹介した。

宮坂 「一没の帝王、田部くんです」

一没の帝王と聞いたら、黙っていられないのが、「元祖一没の帝王」こと萩原 紀幸(千葉)。そして、なんの因果か、このふたりが 1 敗ラインで対戦することとなった。

誰が言い出したか「負けた方がおいしいマッチアップ」。

果たして、勝利の栄光を、そして敗北の栄光を獲得するのはどちらか。

Game 1

新ミスター LMC
新ミスター LMC

勢いよくダイスで 11 を出し、先手は萩原。しかし、ダイスロールの勢いがよすぎたのか、マリガンでのスタート。

《根縛りの岩山》《沼》とジャンドカラーの土地を揃える萩原に対して、田部は 1 ターン目から《ステップのオオヤマネコ》をキャスト、続くターンにフェッチランドをセットして、まずは 1 上陸。アタック後に、小考してから 2 点のダメージですまし、フェッチランドを温存する。

返すターンで、萩原は《大渦の脈動》《ステップのオオヤマネコ》を除去。その後、お互いドローゴーを繰り返した後、先に動いたのは田部。

《イーオスのレインジャー》によって、《ステップのオオヤマネコ》を 2 枚手札に加える。萩原は田部のターンエンドに《稲妻》でこれを除去。

そして、返すターンに《野生語りのガラク》を戦場に追加し、3/3 トークンを生み出す萩原。

非常に難しい局面になったものの、田部は《大渦の脈動》を恐れず《ステップのオオヤマネコ》を 2 枚キャストし、フェッチランドをセット。さらに《噴出の稲妻》《野生語りのガラク》の忠誠カウンターをゼロにする。

ここで萩原は《瀝青破》《ステップのオオヤマネコ》に。ここで続唱されて出てきたのが、《大渦の脈動》と、心理的にはもったいない感じはあるものの、御の字で 2 体を除去し、3/3 トークンがクロックを刻む。

フェッチランドを温存したまま、《板金鎧の土百足》をキャストする田部ではあったが、これには 2 枚目の《瀝青破》が。この続唱が《朽ちゆくヒル》で、一気にクロックが高まる。

完全に守勢に回った形の田部だが、ライフを 6 まで追い詰められつつも、《朽ちゆくヒル》《噴出の稲妻》、3/3 トークンと、萩原が追加でキャストした《大貂皮鹿》を 2 枚の《稲妻》でいなす。

ここで攻め手が止まってしまった萩原。ちょうど田部が《板金鎧の土百足》をキャストしたことで、わかりやすく攻守が交代する。田部は、《板金鎧の土百足》の召喚酔いがとけると、《ゴブリンの先達》をキャストし、クロックを増加。さらに《コーの空漁師》の能力で土地を手札に戻して上陸を達成する。続くターンには、さらに《ゴブリンの先達》の 2 体目を追加。

2 枚の《終止》《板金鎧の土百足》《コーの空漁師》は対処したが、2 体の《ゴブリンの先達》によって、ライフを 11 まで削られてしまう。そして、田部が 3 体目の《ゴブリンの先達》をキャストしたことで、萩原のライフは 5。萩原は《ゴブリンの先達》の能力で見えていた《瀝青破》をドローする。

返しのターンのアタック。

ここで、《開拓地の先達》の能力でめくれたのがなんと《血編み髪のエルフ》

萩原 「フィーバー!」

まさしく、続唱フィーバーとでもいうべき、続唱確変。《瀝青破》《ゴブリンの先達》に打ち込むと、ブロッカーとして《血編み髪のエルフ》が登場しつつ、2 回目の続唱でめくれたのが、現状最高の選択肢と言っていい《芽吹くトリナクス》

一気に 3 体の《ゴブリンの先達》を失った田部はターンを返す。

ここで、萩原がキャストした《血編み髪のエルフ》の続唱でめくれたカードが《荒廃稲妻》だったことで、田部は 1 枚の除去では 6 点のライフを守り切れない状況となってしまったのだった。

田部 0 - 1 萩原


Game 2

元祖一没の帝王
元祖一没の帝王

先手田部の 2 ターン目《板金鎧の土百足》に対して、返して萩原は《ドラゴンの爪》をキャスト。白メインの田部には焼け石に水、程度だが、しかしこの水が勝負の分かれ目になってもおかしくない。

田部は、3 ターン目に《沸騰する小湖》をセットし、即フェッチで 5 点のダメージを与えることに成功するが、しかし、3 ターン目に大きなアクションを起こすことなくターンを返す。

一方の萩原も、《稲妻》《板金鎧の土百足》を除去するのみでターンエンド。

ここで田部は Game 1 同様に《イーオスのレインジャー》キャストから、《ステップのオオヤマネコ》をサーチ、2 枚目に小考した上で、《ゴブリンの奇襲隊》をサーチしてくる。

ここで萩原も、お返しとばかりにアドバンテージの取れる 4 マナアクション、つまりは《血編み髪のエルフ》をキャスト、この続唱が 2 枚目の《ドラゴンの爪》だったことで、萩原はライフレースで優位に立つ。

ただでさえ長期戦は不利な田部だが、これによって、さらなる短期決戦を強いられることとなる。

ここで、2 体の《ステップのオオヤマネコ》をキャストすると、フェッチランドのセットから即起動で、4/5 とし、《ゴブリンの奇襲隊》キッカーでアタック、一挙 16 点のダメージを与えて、萩原のライフを 5 とする。

だが、返しで萩原は《紅蓮地獄》で盤面を一掃し、田部が返しにキャストした《悪斬の天使》《大渦の脈動》で除去する。

なんとかダメージを通したい田部なのだが、2 体の《コーの空漁師》をはじめとしたクリーチャーたちは、《終止》《稲妻》で除去され続け、手札は《荒廃稲妻》で丸裸とされる。

しかもそのたびに萩原はライフをゲインし続けるのだから、5 まで削ったライフも、いつしか 14 まで回復してしまう。

完全なる消耗戦となってしまったこのゲーム。

萩原のキャストした《血編み髪のエルフ》《コーの鉤の達人》《ゴブリンの先達》で対応していく田部だったのだが、気がつけば、ライフは萩原 22 対田部 1 という状況。

なんとか除去に除去を重ねて耐えしのぐ田部だったが、できればひと思いに楽にして欲しいというのもまた事実。

その願いを、《若き群れのドラゴン》がやっとこさ叶えてくれたのだった。

田部 0 - 2 萩原

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